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馬とゲームが好きな人の日常

映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』感想

今年のコナン映画はアタリだ~~~~!

 

※以下大いにネタバレを含みます。

 

さて毎年恒例コナン映画を今年も見てきました。

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沈黙の15分以来のコナン映画は個人的にアタリハズレがかなり大きくて
昨年なんてまじで一生見返さないようなものだったのですが、

今年はおもしろかったーーーー!!!

 

今作の男枠は安室さんで、爆弾魔との戦いです。
予告で安室さんの首に爆弾つけられるとか今作の犯人最強すぎ(笑)
などと思っていました。最強でした。

歴代の中で1番戦闘力のある犯人ではないでしょうか。

 

いつぞやの
「僕の恋人は この国さ」
みたいな感じで今作も安室の女たちを喜ばせる作品なのかと思っていましたが、
安室さんは早々に戦闘不能になり意外とコナン君が活躍してました。

安室さん全然嫌いじゃないんだけど
受話器をガラスに押し付けて話してるシーン、なんかシュールでおもしろかった。
最後はしっかり超人ぶりを発揮してちゃんとかっこよかったです。

 

ずっと急展開が続くのであっという間です。緊張感があった。
我々に推理する暇を与えないスピード感でした。
そもそもあんまりミステリーに振ってないかなって印象をもちました。


犯人も爆弾魔ってだけで動機とかないし、
知らぬ間に渋谷中に爆弾仕掛けられてるし、
犯人候補がかなり少ないのでわかる人は即わかるだろうし。(私はロシア人の誰かが裏切り者かと思ってた)

クライマックスはさすがに強引だなって思った。
いや1滴や2滴くらい液体混ざり合っちゃうでしょと。

そしてこれまでのコナンならスクランブル交差点にヘリコプター落とさなかった。

 

ただ警察学校組のエピソードが無理なく良い塩梅で絡んできて
そこが個人的に1番良かったな~って思うところです。

実はあの時にこんなエピソードがあったのか~と。
警察学校組のためだけに見に行っても満足できる内容だったのではないでしょうか。

私は....松田陣平かな。
いや....諸伏も良いな。

映画というよりは原作の延長線上って感覚になりました。

 

「君がいれば」が流れたのも超嬉しかった。
久しぶりじゃない?流れるの。
「うつむーくー そのせーなーかにー」
と聞いた瞬間高まってちょっと前かがみになった。

 

いつもは博士が中心のコミカルシーンも
今作はポツポツ色んなところに現れてその度映画館が「フッ」ってなってました。
痛み止めがきかないおっちゃんが特に好き。

 

犯人の婚約者だったおじさんが気の毒でならない。

うまく全部を言葉にできないけど、
最近の映画と雰囲気変わったな~という印象です。見直したぞ。
なんでも、監督が変わったそうで。
良くも悪くもわかりやすい作品だったかなと。

つっこみどころは探せばそりゃでてくるけど、
ハズレの年は「は?」で終わるのに対し
「楽しかった~!」で終われるのがすごい。

多分それは警察学校組のエピソードとか
高木刑事の松田なりきりがかっこよかったこととか
話のテンポが良かったこととか
複雑なことが少ない物語だったこととか
忍び足するコナン君と哀ちゃんがかわいかったこととか
いろんなことが混ざりあって、最終的にこんな満足しているのでしょう。

結論:おもしろかった

 

ただ来年は「会いたかったぜ...シェリー」
またおまえか。
黒の組織がでてくることにそこまで高まらないけど
でも組織絡みの映画は結構好きなものが多い。

また知らない組織メンバーがでてくるのかな。
映画ででてくるNEWメンバー必ずしぬからなんとも....。

来年のGW公開だそうです。
楽しみ。

 

ほいじゃ