ネタバレ注意報☂
なんかね、ホラーだった。
前作のラスエボで私は半年分くらいの涙を流しまして、
後半30分くらいずっと大号泣し続け劇場に何度も通いDVDまで購入しているため、
今作への期待値がめちゃくちゃ高かったことは認めます。
それにしても微妙だった。
まあOPと進化シーンが劇場で見られるだけで元は取れるんですけどね。
やっぱりあの瞬間は鳥肌が立ちます。
気合をいれてポテトドリンクセットまで買ったのに。
これで800円超えるなんて世の中おかしい。
後半でだらだらと感想を書きたいので、
前半は印象に残ったシーンをぺぺっと残しておきます。
まず、賢ちゃんラブなワームモンがかわいかった。
賢ちゃんに寄ってくる女を😒こんな顔で見つめているし、
相変わらずけんちゃんに激甘い。
賢ちゃん、お前本当に変わったな。
すっとぼけてるダギャーことアルマジモンもかわいいし、
ラストの雪合戦シーンで圧倒的不利な環境に立たされるパタモンもかわいい。
ブイモンもいいやつだし、ホークモンも相変わらず。
テイルモンも良き。そう、デジモンはいつでもかわいくて明るくて好きだ。
このシリーズの映画って人間たちが物語に繋がる話をしているなかでも、
デジモンたちが自由に会話してるの最高に愛おしポイント。
あと一瞬写ったゴツモンにテンション爆上げ。
印象に残っているのはそんなデジモンたちのかわいいシーンばかりです。
お話はね、中盤かなりホラー。
誰にも共感しきれないところも微妙に感じた要因なのかもしれない。
ラスエボでは大人になるとパートナー関係が解消されてしまうってことで、
「嫌だ～～～～～～」となりつつ、
大人になると自分の足で歩いていかなきゃだぁとか、
子どもの頃ずっと一緒だったものと少し距離が離れるとか、
乗り越えないといけないなにかがあって、それをデジモンとの別れと捉えたのですよ。
太一たちの気持ちにも共感できるところがあったからこそ大号泣したのでしょう。
いつまでも子どもでいれたらと思う瞬間、あるもん。
でも私は完全な別れとしてあれを捉えていなくて、
02アニメの最後では大人になったみんなとデジモンが一緒にいる未来が描かれていたから、
最後はあそこに繋がっているんだ今はいっときの別れなんだと思い込むことで受け入れられたのです。
実際心ぶるぶるに震わされて、ラスエボは心に残る映画ランキングベスト3に入っている。
とまあ前置きはさておき、怖かったですよと。
まずしっかりと虐待シーンあるの重いです。
そしてルイのためなら何でもするウッコモンの、純粋ではあるものの狂気じみた行動と、その演出がパラサイト（見てないけど）的なゾッとする感じがね....。ホラー。
デジモンって目でかいしキラキラしてるからさ、あの顔で狂ったことしてるの怖すぎた。
そしてそんなルイとウッコモンのエピソード聞いて、「ウッコモンが可哀想」って初手コメントするひかりにも「え？」となってしまった。
（子どもの頃の幸せって歪な部分があるもんね。幸せが全部用意されていたり努力しないで満足に暮らせたり、でも成長するにあたってそれだけじゃないって気付かされていくというか。何も変わらないウッコモンはその成長に対応しきれないとかほにゃらら....。とにかくどっちもどっちだろというのが自分としては正直な感想だった。）
絆を深めるためにはお互いが向き合って対話することが大事だと伝えているのは理解したけど....。
戦闘シーンも少なければ、キャラクターの行動に至るまでの心理がぴゅーっと過ぎていって掴みきれず、消化不良のまま終わった感じです。
デジモン特有のビームドゴーンって感じは最高だったけどね。
全世界の人にパートナーデジモンを与えようとするウッコモンの考えは、正直私は大人でもデジモンと友だちになりたいので有り難い提案でしたが、そういうことではないですよね。承知してます。
あとウッコモンの最終形態頭パカーンしてタコ足みたいなの生えてきて、中にブツブツあるしきもすぎた。
まあデジモンはストレートにビジュアルが良いキャラクター少ないけどね。モンスターっぽさあるのが魅力でもある。でもきもかった。
ホラー感あり、説得性も薄く、よくわからず、でもビームかっこよくてデジモンがかわいくて02の陽オーラに救われた、そんな80分でした。
個人的にはあまり満足いかなかったけど、
ツイッター見てるとすごく良かった！と言っている人もいれば、私と同じ意見の人もいて、
ラスエボに批判的な人もいるから、人間の考え方捉え方は本当に千差万別だなと改めて思い知りました。
ラスエボを見るといつ何時でも大号泣するので見返すのに覚悟が必要なのですが、また見たくなってきた。
この流れでいくと今度はデジモンテイマーズが映画化されるということで良いかな？
私の一番好きなテリアモンが来る！！！
ビガビーガビガスドリーマッが劇場で聞けるってこと！？
嬉しい～～楽しみ～～～制作してくれ頼む～～～。
ほいじゃ
