そして今日も馬券を買うのだ

馬とゲームが好きな人の日常

北海道ひとり旅本編

動画日記はこちら。
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動画で温度感とか見たものについては記録残せてるから、
ブログでは感じたこと考えたことを中心に記録していきたい。記録厨。

1日目

羽田からオホーツク紋別空港へ。

ANAセールのおかげで往復15000円くらいで行けました。

ちょうど11日(土)から流氷祭りが始まってその頃はすごく賑わうらしいのですが、
私はその一週前に行ったので閑散としていました。

まず昼ごはん食べる場所が見つからない。
飲み屋街でランチやってるかな〜なんて探しに行ったけど全然。
なんとか見つけた寿司屋で食べました。

お客さんは私1人。
なんかよくわからん昔の時代劇が流れてて、それ見ながら寿司握ってた。
10巻セットしかなくて食べ切れるか不安だったけど、シャリ小さく握ってくれたのでぺろりでした🍣

ポケ勢あるあるかもですが、寿司食べたらシャリタツのことばっかり考えてしまうね。オレヌシー

その後ずっと街を徘徊していました⛄️

北海道いる間一度もイヤホンつけなかったなそういえば。
同じ日本とはいえ、空気も見るものも聞く音も全部新鮮で、
旅行行くと今過ごしている瞬間を楽しんだり味わったりすることに集中できるから楽しいんだろなぁ。

海が凍っているのにはなかなか感激。

道にある雪を海の上に落として遊びました。

周りに人いなかったので、すごいボソボソ声発しながら歩いてた。
人いなくても独り言とか歌とかはごく小さい声なの、内弁慶。

夜は飲み屋へGO。
ひとり旅あるある「カウンターに通されるのでお店の人に話しかけられる」

この時間が結構好きです。
自分のことを知らない人と、相手のことを知らない状態で話すのおもしろい。

紋別の人は休みの日、釣りとかスノーモービルとかして過ごすらしい。
世界の民族系の番組見た時も思うんだけど、一見不便そうに見える環境の中でも、
人それぞれ楽しみを見つけて密やかに楽しんでるの、なんかすごく愛おしくなる。

2日目

この旅のメインイベント。アザラシと添い寝。
2月限定の平日3名休日6名の激アツイベントです。
仕事中にパソコン張り付いて予約した。全然余裕だった。

どこもかしこもアザラシで幸せ。

流氷クルーズに乗った時だけ人が多かった。

ツアーできていたおばさんがスマホを海に落としてしまってその周囲だけ大事件だったんだけど、
おばさん達で慰めあって船を降りる頃には「まぁいっか!」って吹っ切れてたのなんか良かった。

紋別にはタマザラシアローラロコンのポケふたがあるのですが、雪に埋もれて見つけられませんでした。

そして夜ご飯は奮発してステーキ✨

とても贅沢なひと時でした。全力で美味しい。

高いものを頼むときのあのドキドキ、大事にしていきたい。
「どうしようかな奮発しちゃおうかな…」って少し悩むからこそ手に入れたときの幸福度が増す気がする。

唐揚げは家で作った方が美味しいこともあるけど、ステーキはどう足掻いてもお店のものが美味しい。

3日目

快晴です。(と言っても北海道は雪降ったり晴れたりが当たり前のように繰り返される)
バスで移動し旭山動物園へ。

紋別が人少なかったこともあり、旭川がすごく都会に感じました。
旭山動物園には外国人がいっぱいいた。

「ペングィン」とか外国と日本語の発音がほぼ同じだとテンション上がる。

園内で売ってるパンが美味しかったです。

旭山動物園は結構「動物と人間の共生について」を打ち出している展示が多かった。
豆知識的なものが壁面にたくさん飾られていたのでよく見たよく見た。

鹿は害獣扱いされているけど、そもそも人間が狼を狩り尽くしたから鹿が増えて農作物に被害が及ぶようになったとのこと。

鹿を害獣になったのは誰のせいですか?的な感じ。
人間は愚か案件。

話に脈絡はありませんが、この写真で鳥があからさまに卵狙っててクスッとなりました。

隠れるとかしないんかい。

動物園に行ったら全部見て周るというよりは興味のあるところにだけ訪れるようになりました。
大人になってからの変化。
その結果ゴリラとか猿ゾーンほぼ行かない。

早めにホテルへ戻りネトフリで韓国ドラマを見ました。
観光から早めに切り上げるのも大人になってからの変化かも。
一回休んで夕食食べに行くスタイル。

子どもの頃は両親が朝ごはん食べた後に少し休んでいるのも惜しくて、
早くどっか行こう行こう言っていましたが、今では休みたい両親の気持ちがわかります。
疲れない程度に遊びたい。


4日目は早々に帰宅。

空港までのバスに乗ってて、雪道なのにそこそこスピード出しながら尋常じゃないくらい車体揺らして走行するバスに、
乗客が不安で溜まらなくてみんな首伸ばして前方見てたのおもしろかった。

私もしぬんじゃないかと気が気でなくて頻繁に目覚ましてた。
もはやどこが道かわからないくらい真っ白なところもあったので、なんとか無事着いて良かった。


そんなこんなで夢を叶えた北海道一人旅は終了です。
悠々自適に過ごせた4日間でした。

アザラシと添い寝は何年も前から達成したかった夢で、それが叶ったときもちろん嬉しかったんだけど、なんだか少し切ない気持ちもやってきました。

夢を叶えると、もうその夢を抱くこともそこに思いを馳せることもなくなるので、
それが一種の喪失感のような形になったのかな。
もちろん叶えられた幸せのが段違いに大きいのだけどね。


ほいじゃ