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馬とゲームが好きな人の日常

イコラブ映画感想と努力のあり方について

☀ネタバレ注意報☂

ちぅさんとイコラブ映画を見てきました。

日向坂の映画みたいに、メンバーたちの関わりとか裏側をたくさん見れる系かと思いましたが、
ライブ映像がかなり多くて、限りなく表面的な裏側を出している映画でした。

個人的にはメンバーたちのわちゃわちゃを見ることが大好きなので、
もっと裏側を見たかった気持ちはありますが、武道館ライブ行っていないのでライブ映像見れるの嬉しかった。

きあらちゃんのソロ曲見れると思ってなかったから、これが一番嬉しかったかな~。
本当に自分を魅せるのがうまいわあの子。

いらツイはきあらちゃんソロセンターの方針なんだね。非常に良いと思います!

メンバーが全体的に、互いに必要としあっている関係性が見ていて心地良いというか、
みんながグループのこと愛しているから、こちらも安心して愛せるのよねって感じました。
(別に一番好きなアイドルグループってわけじゃないけど、結成時から見てきているので大好き)

この武道館公演は、絶対的エースのなーたん卒業後の初めてのツアーで、
オタクはもちろんメンバーも相当な不安を抱えてやっていたのでしょう。

「物足りないって思われたくない」「10人でもこんなにできるんだすごいでしょって思ってほしい」って言葉からも、
そんなことを感じ取りました。そりゃ不安だよな。一番人気がいなくなっちゃうんだもの。

ノイミーは絶対に12人で続けるところに絆があるけど、
イコラブは人数が減ってもみんなで進み続けるところに絆を感じる。

かわいくて見ているだけで幸せな気持ちになったのですが、
見終わった後に「明日もがんばろ!」って気持ちになったのですよね。これがアイドルの力。

と同時に、努力のあり方についても考えさせられました。
(「あり方」とは少し違う気もするけど、とにかく「努力すること」について考えたのです)

よくアイドルドキュメンタリーにある、ダンスの先生に厳しく指導されて泣いてる映像、
時代はどうあれ、あれも一つの努力の姿だから、そういうところからこれまでの頑張りを想像することはできます。
あれはあれでドラマです。

でもイコラブはもうアイドル歴も長くなってきて、努力をあまり表に出していないなと感じます。
努力することが日常の一部になっているのかなとも思いました。

あんなちゃんがレッスン場でメンバーと話してる時、プランクしながら普通に話してて、
「こういう環境が普通になっているんだな」って。

みんな本当にパフォーマンスレベルが高くて、
昔は全然だったので、そりゃ血のにじむような努力をしてきているのだろうけど、
今では良いパフォーマンスを安定的に披露していて、でもそれを維持するのだってきっと本当は頑張っているんです。

でも高いレベルに辿りついたから、それを維持するための努力はあまりドラマにならないというか、
「できて当たり前」って境地に辿りついているのかなと。
なんかね、それがかっこいいなって思いました。

自分で「努力してる」「こんなに頑張ってるんだから報われたい」ってアピールしたい気持ちも、
そうやって思う気持ちも自然なことかもしれないけど、
そこに縛られずに頑張り続けられる人が、かっこいいなと思いました。

「頑張ること」自体を冷めた目で見る人もいれば、
結果を出せない人を見下す人もいて、そういうものに触れた時に傷つくから。

人からのあれこれもそうだけど、
一番嫌なのは、頑張っているのに自分が目指す場所にいけなかった時の失望とか悲しみとかね。
そういうの避けたくなっちゃうから、頑張り続けるって怖いなって私は思う部分があります。

できた時の嬉しさを感じるより、
できるようになるまでとか、できなかった時の苦しさを感じないことに方向転換しちゃう傾向にあるから。

でもアイドルは常に前を向いて進み続けるから、
かわいい顔が好きなのももちろんあるけど、そういう部分にも元気や頑張る気力をもらえるんだなーと思いました。

頑張ること、頑張らないことの線引きは自分の中にあるけど、
頑張りたいこと頑張ろー!って思ったのでした。

苦しみに耐え続けることは苦手だけど、やりたいことや実現したいことたくさんあっちゃうもんだからね:D

ほいじゃ