本題にいくまえにすごく可愛いニュースがあったのでメモ。
田んぼは合鴨が泳ぐことで雑草の増殖を防げるらしい。
それをロボット化したらしい。
別にこれきっと合鴨のぬいぐるみをのせる必要ないのにさ~
のせるのかわいい~~~~~。
さて本題。
ジャンプラにある「正反対な君と僕」がおもしろいというお話です。
きっかけはネちゃんがツイッターでおすすめしてたこと。
1話見て「良い~~~~」となったけど、追うの忘れてて先週末に一気に読みました。
(まだ32話しかでてないので楽勝)
ときめくのはそれはそうなんだけど、登場人物みんな愛おしくて好きですおもしろい。
人間描写が秀逸で一人ひとりにスポットライトあててくれてる感じ。
誰かしらに共感できるのではないでしょうか。
この漫画読んでて感じた良きポイントを書き留めておきます。
①ヒエラルキー(他者評価)に縛られる平くん
平くんという人は、客観的に物事を見る人なのですが、他者評価に過敏です。
おとなしい谷くんと元気な鈴木さんが付き合ったときに、
「なんで?」「釣り合わない」と思っちゃうタイプの子です。
そんな彼が、自分をしっかりもってる周りのお友だちと触れ合う中で発した言葉が私の中で心に残りました。
「ちゃんと”自分”があって、自分の考えで判断や評価のできる奴は他人の変化で自分が揺らいだりしない...他人と自分を切り離せてる...」
これがね、とても好きなシーンです。
やー、自分軸で物事を判断するって本当大事ですよね。
インターネットはびこる世の中で、無意識のうちに他人と同化しようとすることってあるなと感じます。(同じ気持ちであることをアピールして仲間であろうとする的な?)
私は自分が好きで自分の感情や考えを基本的には信じているので、割と自分軸もって生きてると思ってるけど、炎上しているときにSNS見たり、敵意を向けられたりすると、他人と自分を切り離すのが少し難しくなるかもしれない。
「自分がある」ってありきたりだけど健やかに生きるのにとても大事なことだし、肝に命じよ~って改めて思ったシーンでした。
こんな感じで恋愛以外の部分でもかなり具体的に人間の心情が描かれているので、それがおもしろい。
②色んな人がいるよねということ
「人を笑わせる人、一緒に楽しむ人、それを聞いて笑いをこらえる人」など、色々な人がいるよねってことを、西さんという内気な女の子が語っていました。
陽キャとか陰キャとか、大きくくくられがちだけど、人間はそれはそれは多種多様ですよね。
人を見るとき、もう少し色々な視点から見れるようになりたいなって思います。
人だけに限らず狭い範囲でしか見ないで物事判断しちゃうと、嫌いなものが多くなってしまいそうですし。
好きなものが多いほうが嬉しいことも多そうですし。
ちなみに私は西さんのお友だちのホンちゃんというどこか達観している子が好きです。
まだホンちゃんには本格的にスポットが当たってないけど、いつかホンちゃん回が来ると期待しています。
③「来年も、これからも」が嬉しい
最後の好きポイントは恋愛面のことなんですけど、
きゅるんきゅるんに恋してる状態の時って、「次どこで遊ぶ?」とか「来年は~」とか未来のことを言われると本当に嬉しいですよね。
「つっっっっ次があるということで良いのですか~~~~?」って盛大に調子のビックウェーブに乗っちゃう。
主人公である鈴木が谷くんからの「来年も~」の言葉で弾け飛ぶ気持ちに心当たりがありすぎてニヤニヤしてました。
自分は結婚を控えている身なので、未来前提で話されなかったらブチギレてしまいそうですが、いやいやそんな時代もあったよね。
あくまでこの漫画はラブコメなので、若い子たちの恋愛模様に年甲斐もなくドキドキしてしまっています。
これらがこの漫画の好きポイントたちです。
読んでるとラブコメにキュンとしたりけろっと笑ったり、人の気持ちの複雑さや多様さに気づいたりと総合的におもしろい。
ジャンプラで無料で見れるのでぜひ。
ほいじゃ