そして今日も馬券を買うのだ

馬とゲームが好きな人の日常

『やがて海へと届く』感想

朝食べたヨーグルトにかいてある牛の格好が変でした。

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このシリーズのヨーグルト子どもの頃から大好きですが
いつも変わらず牛の顔がかたむいてる。

 

昨日は仕事終わりに『やがて海へと届く』見てきました。
水曜日は割引してる映画館が多くて嬉しいです。

浜辺美波岸井ゆきの
というコンビが主演を務めていたので問答無用で見たくなり
全く前知識のないまま鑑賞してきました。

女の子たちの仲良しな姿を2時間見れるのかな~
なんて思いながらワクワクしていましたが
全然そんなテンションじゃなかったです。
見終わった後、どういう感想をもったら良いもんかと考えつつ
考えきれなくてぼーっとしてました。

 

簡単にストーリーをお話すると、

震災で亡くなってしまったすみれ(浜辺美波)の死をずっと受け入れられなかったまな(岸井ゆきの)が
現実を受け入れて乗り越えるまでの物語ってかんじです。

 

現実と過去をいったりきたりしながら進んでいくんですが、
すみれが死んでいることはすぐに気づきます。
でも震災が絡んでくるのは驚きました。

映画とかドラマとか、たまにふっと現れますよね、震災。
お涙頂戴とかではなくて、確かにそういうものなのかもしれない。
1万人以上が亡くなっている以上
自分が出会う人の親戚とか友だちに犠牲者がいたって何も不思議じゃない。
私の周りにはいないってだけで
別に物珍しいことではないのかもしれません。

 

遺体がでてきてないことも、まなが死を受け入れられない原因のひとつで、
でもすみれの元カレも家族もすみれは死んだってことを受け入れて
遺品を捨てたり別の人と婚約したりしてる。
自分だけいつまでたっても前に進めない状態が続きます。

結果的には被災者の方とか周りの人たちとの関わりの中で
少しずつ気持ちに整理をつけていくので終わり方は明るかったです。

本当はもっと平和に2人が仲良ししているところを見たかった( ´ω` )
やはり人生にキタサトは必須...。

 

それはさておきこの映画、全体的にもわもわしてるんですよね。


急にドキュメンタリー風な映像になったり
伏線みたいなものがでてきても特に回収されずに終わったり
明らかに友だち以上の感情で繋がってた2人の本心とか
途中で自殺してしまう勤務先の店長の死の真相とか
急に不思議な絵のアニメーションになることもあったりして

とくになにも明らかにされないまま終わります。
人同士の空気感とか全体的に漂うこのもわもわ、
アニメーションも含めて芸術っぽいなぁと感じました。
私は芸術に対して敏感ではないので
ただぼーっと見ているだけでしたが。

ドキュメンタリー風な映像のときは
恐らく本当の被災者の方にインタビューしてて
当時津波に流されていく家族の様子とかを話してて
すごく生々しかったので1番印象に残ってしまいました。

 

すでにお気づきかとも思いますが
結局感想がまとまっていません。

 

色んなシーンで色んな感情を抱いたけど
見終わった後に自分の中に残るものは特になかったです。
ぼーっとしてました。

私は割とストーリーがはっきりしている映画を見がちなので
こういう映画は久しぶりに見ました。
受け止めきれなくてぼーっとしちゃうかんじ。
まあこれはこれで。

 

来週以降はファンタビにコナンと、既にワクワク全開です。

たのしみ~~

ほいじゃ