そして今日も馬券を買うのだ

馬とゲームが好きな人の日常

【灼熱カバディ読了】スポーツ漫画は学びが多い

完結に伴い7月末まで全話無料ということで、
前途中まで読んでいたけど改めて読み返しました。そして読了。

んもーーーーおもしろかった〜〜〜〜。
あまりの熱さに最後は100話くらい一気に読んでしまった。

王城正人が一番好きな私は、星海戦での270話あたりで感極まりまくりでした。
読んでて苦しいんだけど、あまりにもかっこいい。
自分の辛さや弱さを隠しながらひたすらに一つの道を極めてきた部長の最後の攻撃でもう、
セリフこそないけど心グワングワン揺らされてしまいました。
一挙手一投足で歴史が伝わってくるよーん。

作中だと華奢で小柄な人として描かれているけど、
身長だけでいうと171センチもあるんですね。デカくね?周りが異常なだけじゃね?

ハイキュー然りですが、スポーツ漫画での出来事とか考え方って、
他のジャンルの作品よりかなり自分に深く突き刺さってくる気がします。
生きている中で迷った時に自分の中の指標として残るような感じ。もちろんこの作品でもあったのでメモしておこうと思います。

書ききれないからとりあえず4つ🙂


◯負けた理由を即答する
これは確か水澄がやってましたね。
「どうしてカバディを続けるのか」という問いに部長たちは即答できて、
でも自分はなかなか言語化することが難しい&感覚でスポーツしすぎているということで、言語化する訓練としてQAを自分に問い続けていました。

全部感覚でできたらすごいけど、なかなか再現性が持てなくて苦労しそうなので私もやってみることにしました。

「なぜ今日は競馬で負けた?」
「何がきてもトリガミしないのに単勝1点しか勝ってないから」

何にでも活かせそう。
何かを極めてる人って目的意識がすごく高いイメージがあって、だからこそ不意の質問にも即答できるんだろうなと感じました。


◯運ではなく結果全てが実力であってほしいという願い
これは部長が毎日神頼みしていた時に願っていたことです。
「神様どうか力を貸さないでください。起こる結果全てが実力であるようにしてください。」的なお願いだったかな。

何か大事なことがある局面って、どうにか全ての運が自分に向きますようにって思ってしまうものだけど、
全部実力でなんとかするから運の介入をさせたくないという、これまた新しい考え方だなと思いました。

確かに実力であれば納得はできるのでしょう。でも負けた時に縋るものがないからとても苦しいのだと思います。
とにかくストイックに自分の技を磨き続ける部長だからこそ出てくる言葉で、すごくかっこいいなと感じました。


◯コートの中で笑っていられる選手でいたかった
これはヴィハーンの本心の部分。

これまで伸び伸び自分のスタイルでやってMVPに選ばれるほどの才能を持っていた彼が、
プロ養成のチームに入る中で基礎を教えられ、一般的な型にハマってしまい力が伸ばせなくなってしまった時期。

能京との試合の中で、自分がなりたかった本当の姿に気づいて覚醒するところですね。
ここもめちゃめちゃ熱かった。

強くなるために必要なことは全部やったけどなんか違くて、やっぱり自分はコートの中で笑っていたかったのだと、
楽しむことが一番自分の強さを引き出してくれることに気づいた一連の流れが素晴らしかったです。

部長もカバディ愛でライバルに勝ちまくっていきますが、
やっぱり「好き」「楽しむ」って気持ちが根底にないと必ずどこかで頭打ちが来るんだろうなと感じました。

反対に、ハイキューで共感した「楽しむためには強さがいる」っていう言葉も本当にその通りだと思っているので、
スポーツというか、目標を持つと一筋縄ではいかないですね。
でも全部乗り越えていける人が本当に強くなれるんだろうな。


◯目的を達成する上で必要なことだけを大事にする
これはどこだったかなぁ....。星海戦かな?
礼儀が〜みたいな話があった時に、でもそれは勝つことや強さに必要ないから別に重視していないみたいな感じのエピソードがあったんですよ。

スポーツマンシップは大事かもしれないけど、
確かに目的と関係ないのに必要以上に人(一般論)に強要されることってあるよなとハッとしました。

なんでもお利口に真面目にやってるだけで全てがうまくいくわけじゃない。
結果を残すために何が重要なのかをわかっていて、そこを突き詰めていくことが自分にとっての武器を持つことにも繋がるのだろうか。

余計なことに気を取られている間に、賢い人たちはピョーンと上に向かって成長し続けていくと考えると、
何が重要なのかを常に理解して意識することは、物事を成し遂げる上でとても重要なことな気がしました。


こんな感じ。漫画を買っているわけではないのでいつでも読み返せるわけではないけど、
こうやって書いておけば自分が大事だと思ったことは振り返ることができるので満足満足。


ちなみに一番好きな対戦は奏和戦です。
灼熱カバディだった...。
六弦はこの対決が終わってから若干ネタキャラになってたけど、どんどん好きになるキャラクターでした。


スラムダンクはアニメを全部見たら漫画を全巻読んでみようと思っています。年内には...!

ほいじゃ