静岡にある静岡シネ・ギャラリーというミニシアターへ行ってきました。
こんな感じで上映作品のあらすじを文字数いっぱいに紹介してくれる公式アカウントがあって、
Xのおすすめで流れてきてフォローし、いつか行きたいと思っていたところ。
今日から犬の群像劇が公開されるということで、
電車で片道3時間ズンドコズンドコ行ってきました🐕
日本の犬映画って可哀想系が多くて、そういうのは可哀想すぎて苦手なんだけど、
これは予告の雰囲気から明るいものを感じたし、
韓国の映像作品ということで期待値めちゃ高かった。
のですが、
その期待値を遥かに上回る素晴らしい映画でした。
まじで観に行って良かった🥲
その話もしたいですが順を追いまして、
今日がファーストデーで安く観れたのでせっかくならと2作品観ることにしました。
昨日夜遅くまで仕事してたのと朝早いのとで4時間睡眠だったので、
行きの電車は記憶がありません。
とりあえず辿り着いたのですが、歴史を感じる建物にびっくり。
静岡駅って新幹線止まるしバリバリ都会だったから、歩いてたらいきなり現れて不思議な感覚でした。
本日のメインはこの作品です。DOG DAYS!
前菜としてフジコ・ヘミングの映画も観ました。
前菜というには贅沢すぎる内容だった。
フジコ・ヘミングってなんかゆっくり情感たっぷりに弾く人ってことしか知らなかったんだけど、
人となり含めて、フジコ・ヘミングのことをじっくり知ることができる映画で、
諸々観た後に演奏を聴くと、彼女の人生の全てがこの音色にのっているんだなぁと、聴き方が変わりました。
実際の演奏映像もたっぷり流してくれて、それはもちろん素晴らしくて。
芸術に生きる人たちの人生を垣間見る機会ってあまりないから、
自分からしたら現実離れしてるからか、すごく美しい人生だなぁと感じました。
60歳を過ぎるまで評価されないで生きてきたんだから、
多分当人からしたら、そんな綺麗な言葉でまとめられないと思うけど。
自分の生活を形作る一つひとつを大切にしてることが印象的でした。
劇場内はこんなかんじ。
お昼は近くにあった美味しいサンドイッチ屋さんで次の上映までひたすら仕事。
そしてメインの犬映画🐕🎬
劇場はこんなかんじ。さっきより小さい。
もうこれがね、温度37度くらいある温かい涙の大号泣だったんです。
(悲しい涙は冷たいイメージ)
犬好きは特にまじで観てほしい。
群像劇っていうくらいなので、色んな人たちにスポットライトが当たります。
犬嫌いの社会人に、
家族と離れて暮らす孤独なおばあさん、
音楽を続ける若者に、養子として引き取られた女の子...。
多種多様な人生に犬たちが関わることで、どんどん色鮮やかな日常になっていく様子が、
感動というか温かい気持ちというか愛情というか....、
うまく言い表せないけどとにかく温かい感情で溢れました。
それぞれのバックボーンで悲しいこともあるけど、
総じてひっくるめて幸せにしてくれるのが犬!!!!!
観終わった後トイレ行ったのだけど、
鏡で観た自分の目がいつもよりキラキラして顔つきもスッキリしてたくらいのデトックス映画🙃
ペットってまじで尊い。
人に比べたら短い生涯の中で、計り知れないほどの愛情を人生にもたらしてくれる🥲
人間では生み出せない何かがある....。
珍しく敢えてネタバレはそんなに書いてないから、
興味持ってくれた誰か1人にでも届くといいな。
本当に良かった。
やっぱり家で観るのとは違う良さがあるし、
TOHOシネマズとかで公開されるような派手さがなくても、こんなに良い映画があるんだなと再実感しました。
ミニシアターにはまりそう...。
まだまだ観たい作品たくさんあるから、家の近くでも劇場探してみたいし、
静岡にもまた訪れたいなと思います。
でも静岡行くとなると一回見るのに諸々含めて1万くらいかかるのよなぁ〜。
ミニシアターのある街に住みたい〜!!
これは通りがかりに見つけたトマトバス(かわいい)
ほいじゃ