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馬とゲームが好きな人の日常

映画「BLUE GIANT」感想

JAZZ映画、観てきました。

所感★★★★★

キャッチコピーに「二度とないこの瞬間を全力で鳴らせ」って書かれてるんだけど、
まさしくこのキャッチコピー通りの映画でした。

めちゃめちゃ良かった〜〜。

映画は世界一のサックスプレイヤーを目指しているの18歳の男の子が、
東京でジャズバンド組んで、まずはジャズ界の東京ドーム的なライブハウスへの出演を目指すお話です。

演奏シーンはいくつかYouTubeでてた。
https://youtu.be/KaB7tTJ2T5o
このシーンのCG感はどう考えても違和感なんだけど、そんなのどうでも良くなるくらい音が最高でした。

主人公たちも言ってたけど、ジャズってこんなに熱くて激しいんですね。知らなかったよ。
なんとなくおしゃれで気取った雰囲気の音楽かなって思ってたけど全然違った。

主人公の大は所謂天才で、サックス初めて3年くらい🎷
できすぎた物語といわれればそうなんだけど、
血のにじむような努力が音から伝わってくるんですよね。
他の楽器も然りで説得力のある演奏で、だからことごとく魅了されてしまう。

エンディング直前までライブシーンなんだけど、没頭しすぎてエンディングなったときに「...ハッ」ってなった。
現実に引き戻されたということは、現実忘れるくらい夢中になっていたことだなと。

兎にも角にもライブシーンが最高の映画でした。


それとね、「瞬間の熱量」をビシバシと感じた。

主人公は世界一を目指してるけど、他のメンバーは別にそうではなくて、でもそれで揉めたりしない。
今しか一緒にやらないってどこかでわかってる。

だからこそ今この瞬間全てをジャズに捧げてて、それは「若さ」でひとくくりにできないくらい、あまりにも熱量がすごいの〜。

あーゆうさ、瞬間の熱量なんてもうフィクションでしかほぼほぼ味わえないからね。
そのためだけにお金払う価値ある。


音楽だけでなくて、もちろん人間のあれやこれやもあります。

主人公は1番人間味がないというか、ただ真っ直ぐ。
もう2人のバンドメンバーの方が試練を乗り越えるのですが、それがまた良かった。

バンドメンバーと同じように、観てる我々も主人公を信じてただついていくみたいな、そんな感じ。
主人公に感情移入しなくても観た後こんなに清々しいの、お話がうまいなぁと思う。

雪ちゃん鼻っぱしへし折られてたね〜。
乗り越えられるのは本気の証だよすごいね。


サウンドトラックほしいな〜。

やーーー良い映画でした。
どうせ観るなら絶対映画館で観る(聴く)べき作品だと思っております。


ほいじゃ