エフフォーリアの引退が発表されました。
しんどいからお気持ち表明させてくれ。
引退式やるとき絶対行こうって思ってて、有馬記念をみて「よし、ここからだ」って思って、
自分が当然のことように思っていたことがどれだけ稀有なことだったんだろうって思い知りました。
無事に引退できたっていうことすら奇跡的なことで。
本当はそこに感謝しなくてはいけないんだけどね。
でもそれだけじゃ収まりきらない気持ちがやっぱりあります。
競馬にはたくさんのドラマがあって奇跡が起きてて、エフフォーリアにだって起こるって信じてた。
でもやっぱりそう簡単に起きてくれなかった。
でもさぁ、奇跡起こすのには十分なくらい頑張ってきたんじゃないかな。
京都記念だって良い出来だった。
終わった馬だとか言ってたやつに「これみて同じこと言えんのかよ」って心の中で誇らしかった。
あの馬体みて?
めちゃくちゃかっこ良いだろ。って。
最後はドウデュースとの叩きあいになるって信じて疑わなかった。
なんで最後が競走中止なんだろう。
一昨年の天皇賞後に釘踏んでから少しずつ歯車が狂い始めて、
でも昨年の有馬を見てから、狂った歯車も今年絶対はまる時が来るって思ってたのに。
せめて思い切り走ってから引退させてほしかった。(これは関係者じゃなくて、神様的ななにかへの言葉)
なんでここで?1年かけて次の勝利のために愚直にやってきたのに。
やっと前向きに走れるようになってきたのに。
どうしてこんなに不運を重ねるの?
どこにもぶつけられない怒りと悲しみが溢れてくる。
もうエフフォーリアが走る姿を見られないって頭でわかっていて受け入れているけど、
何かを失ったときの感覚、引退発表された時からずっと続いてる。
2年前に競馬始めた私にとって、21年世代は特に思い入れが強いです。
エフフォーリアの強さが鮮烈で、強くてかっこいい以外のなんかよくわかんない感情がわいてきて、
本当に大好きだった。
競馬長くなってると、きっとやりきれない思いになること経験するだろうなって思ってたけど、
1番好きな馬でそれを感じることになるとは想像もしていなかった。しんどいね。
光と影を体現したような道のりだったけど、間違いなく私の中では最高の馬で、
競馬を始めて1番最初に1番好きになった馬だからきっと一生忘れない。
「夢の続き」って言葉を初めて実感しました。
もうエフフォーリアは走らないから、エフフォーリアの子どもたちに想いを托すことしかできない。
外から見たら滑稽なくらい、気持ちだけが膨れ上がっていきます。
でも好きってそういうもんでしょ。
武史ーーーエフフォーリア産駒で絶対ダービーとれよーーーー!!!
私は絶対出世してエフフォーリア産駒の一口馬主になるからーーーー!!!
エフフォーリア今まで頑張ってくれて、本当にありがとう。
最後のレース会いに行けて良かった。
寂しいよ。
ほいじゃ