そして今日も馬券を買うのだ

馬とゲームが好きな人の日常

こんな京都記念が見たかったんじゃない

先週の水曜日くらいのこと、金曜日関東で雪がふるってなってたので、
もしかして阪神も天気悪いかな〜ってにょすと話をしていました。

にょすは私が雨に降られないか心配して「大丈夫かね〜」って聞いてきたんだけど、
私は「雨降ると一気にパワーのいる馬場になるからね〜心配だぁぁ」と己の身のことを一寸も考えず競馬のことだけを考えていて、軽くアンジャッシュが発生しました。

もうね、それほど京都記念のことで頭がいっぱいでした。

そして本日高校の友だちと阪神競馬場へ行ってきました。
日帰りで関西に行けるようになるとは大人になった🛩

必勝はちまきを手作りしました。

結果は言わずもがな、ドウデュースの圧勝。
どこまでも飛んでいってしまうんじゃないかというくらい強かったね。
イクイノックスとの再戦が見たい。絶対に。


私はもちろんエフフォーリア本命でした。
勝つ時も負ける時も一緒です。
君が出る限り1番に応援する。

最初ハナ行くのか?ってくらい前行って、「待て武史!話と違うじゃないかぁぁ!!」とか騒いで、
でももうこのまま来てしまったから「もういい力でねじ伏せろぉぉぉ」となり、そこから失速。

最初バテたのかな?って思っちゃって、その後突き抜けるように走っていったドウデュースを目で追ってしまいました。

「くう〜武史〜〜」とか思ったのも束の間、
まだゴールしていない馬が一頭いて、歩いてゴール板を越えました。
エフフォーリアでした。

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
言葉と涙がどんどん込み上げてきて、全力で現実を拒絶していました。

故障だけはやめてくれ歩いてくれ頼むからって気持ちだけでエフフォーリアを見ていました。
歩いて戻ってくれたのでひとまずは良かったけど、ずっと不安な気持ちは拭えず。

「なんであんな飛ばしたの」「早いペースでぶっ飛ばしたから故障したんじゃないのか」って、1番勝ちたかったであろう武史にそんなことを思いそうになってしまう自分を必死に抑え、後々心房細動だったと知りました。

武史は1番にエフフォーリアの異変に気づいて止めてくれて、守ってくれていた。
何も見えていない自分の愚かさに腹が立ちます。
でも、命に別状がなくて本当に良かった。

本当に本当に怖かった。


この先エフフォーリアはどうするんだろうか。
もちろん走る限り1番に応援はするけど、引退も一つの選択肢なのかもしれないって今日思いました。
今まで色んなところで言われてるの見てたけど、否定してたこと。

頑張ってほしい気持ち、また周りをねじ伏せて力強く勝ってほしいという気持ち、ここから立て直すのが難しいんじゃないかという気持ち...もうごちゃまぜです。

引退になったとして、大好きな馬がこんな形でターフを去ってしまうのかと考えるとすごく苦しい。
いつのまにこんな思い入れが強くなってしまったのだろうか。

どういう言葉が合うのかな。無念?悔しい?悲しい?
全部合わなくて、胃の奥にどかっと重い重いなにかが沈み込んでいるような気持ちです。


なんで今日なんだろう。
突然発症してしまうもので、予測するのは難しいもので、なんでそれが今日なんだろう。

行き過ぎってくらい前に一生懸命進んでいたのに、なんで今日なんだ。
4コーナー曲がったその先が見たかったのになんで。


この写真の2人の表情を見て、胸がはち切れる思いでした。

わからないことだらけだけど、どんな形であれこれからもずっと応援しています。


さて、話を切り替え本日のレポート。
着いて早々粉物を。関西来たら絶対食べるおいしいもん。

本日の初陣パドックを友だちと見てわいやわいや話してると、隣にいたおっちゃんが「12絶対くるで」っとぼそっと教えてくれました。
これが関西か....!

それを無視した結果負けました。
おっちゃんのいう通りにすれば良かった。

その後も負けまくり、「これで最後!」の勝負の時にワイド3点トリプル的中で全てを取り返しました。
京都記念含めた相互収支がちょうどプラマイゼロくらいです。
おかげで夕ご飯にもお好み焼きを食べることができました。

競馬場近くのお店で、よく馬主さんが来るらしくクロノジェネシスのゼッケンがあった。

パドックで立ってた時(人いっぱい)に私の隣が若干通り道化してて、色んな人が通り抜けて行きました。

その時に耳元でおっちゃんの「すみません」が何度も発生し、競馬オヤジのASMRだとかなんやかんや、終日他愛のない話ができて女友だちと競馬行くの楽しすぎるなという感想。

そもそも競馬場に来てくれる女が相当貴重。
高校の友だちは競馬始めて1年未満くらいの子ですがめっちゃごっつり話せて楽しい。

友だち増えろ。

これはパドックでのエフフォーリア。
あまりにもよく撮れてない。

帰りの飛行機から東京の夜景が見えました。
ビルのてっぺんの赤い光が無数にあって王蟲の大群みたいでした。

2週連続北へ西へと飛び回ったのでしばらくゆっくり休もう。

ほいじゃ