そして今日も馬券を買うのだ

馬とゲームが好きな人の日常

1月に見たり読んだりしたものたち

映画

アマプラにて『ブルースブラザーズ』


会社の人におすすめされて見ました。確か80年代くらいの映画。
★★★★☆

刑務所上がりのこの兄弟が、育った養護施設の維持費用を稼ぐためにバンドを組む話です。
ゆるっと犯罪を重ねながらハードに進んでいきます。

ゆるっとハードって矛盾してるように思えますが、本当にこの表現がしっくりきます。
主人公の二人はとにかく淡々としています。
カーチェイスしているときも、あらゆる手で命を狙われているときも。
周りだけがどんちゃんしていて、その落差が可笑しかった。

ミュージカル要素もあって、「この曲この映画出身だったのか~」って発見がたくさんありました。
時々ぼーっとしながら見返したくなる映画だなと思いました。

同じくアマプラにて『木更津キャッツアイ


★★☆☆☆

テンポが早くてキャラがただただ濃ゆいです。
ドラマを見ていなかったのでノリと話について行けず40分くらいで中断。
ドラマから見たい。

ネトフリ

はまっております韓ドラ『恋慕』


★★★★★

大好きなパク・ウンビンが出ている史劇。

王宮に双子として生まれる主人公ですが、女という理由で捨てられてしまいます。
なんやかんやあって、兄弟がしんでしまったため、この主人公が男と偽って王子として生きることになります。
そこから発生する王宮のなんやかんやや、恋愛のなんやかんやです。

パク・ウンビンまじで演じる力強すぎる。
世子(主人公)の男らしさと、垣間見える女性らしいかわいさがなんとも愛おしくて、
「いやこれは惚れてまうやろーーーー」と思わず口に出してしまいます。
実際惚れてるやついるしな。わかるで。

王宮の身分の仕組みとかよくわからない部分もあるけど、
うーむさすが韓ドラ。お話がおもしろい。
在宅ワークの日の昼休憩でコツコツと見ています。全20話であと8話。
ハッピーエンドをみたいよーん。

『この世にたやすい仕事はない』


★★☆☆☆

燃え尽き症候群ぽくなって仕事をやめた主人公が、いろいろな仕事を短期的に経験していくお話。
バスの広告原稿を作る仕事や、煎餅の小袋に印字されてるコンテンツを考える仕事など、ニッチな仕事を経験していきます。

小説といえども、割りと自分と同年代が主人公のものを選びがちな気がする、最近。
すぐ眠くなってなかなか読み進まず読了に時間がかかりました。

それぞれの仕事におもしろさや大変なところはあって、まぁそれでも働くことで少しずつ働くことに前向きになってく的な感じ。
特に印象に残らず、シンプルにあんまりおもしろさを感じなかったなぁ。
煎餅の小袋に書くコンテンツ(豆知識とか)を考える仕事はおもしろそうだなって思った。

『四畳半神話体系』


★★☆☆☆

フォロワーにファンがちょこちょこいるので読んだ作品。
勢いのある日本語が怒涛になだれ込んでくる感じ、かなり合う合わないがはっきりしそうだなと感じた。

私にはあまり合わなかった。
意図的だとは思うんだけど、同じ流れを辿っているんですよね。
冒頭の文が全く一緒とかそういう仕掛けがある。

多分それがおもしろさでもあるんですけど、文章の威力が高いので私は読み疲れてしまいました。
60%くらい読んで中断。
このスタイルだと、いろいろな角度からの短編を読みたい。

『3000円の使い方』


★★★☆☆

同年代が主人公かつお金の話ということで、かなり親近感がありものすごい速さで読み進めました。
物語としてのおもしろさというよりも、身近に感じる題材だから引き込まれて読んだのだと思います。

同じ家族の娘、母、祖母視点(他にも数人出てくる)が抱えるお金の悩みと向き合い方を短編にしたものです。
得たものとしては、改めてお金と向き合った時間かな。

どう考えてもお金、大事ですからね。
3000円の使い方もそうですが、私にとっては1000円の中でどう的確に馬券を組み立てるかというところに人生をかけています。

「お金や節約は人が幸せになるためのもの。それが目的になってはいけない。」
前もブログに登場させましたが、この言葉が印象に残った。

お金と時間の使い方は自分でしっかり選んでいきたい。
無駄なものが楽しいときもあるので、無駄も含めて選ぶのだ。


2月もいろいろ読んで見てまいりましょう。
解放的な映画が見たい気分。

ほいじゃ