そして今日も馬券を買うのだ

馬とゲームが好きな人の日常

「竜とそばかすの姫」感想

ネタバレ有りです。

 

観てきた〜。

 

お話自体は正直ん?って思うところが多々あったけど、

そんなことどうでも良くなるほどの主人公の歌唱力と映像の美しさに圧倒されてしまった。

 

お話よりもキャラクターが好き。

一人ひとりかなり好き。

 

特に好きだったのが主人公の友達ヒロちゃんとしのぶ君ですね。

 

ヒロちゃんの破天荒さが好きです。

このヒロちゃんはYOASOBIのikuraちゃんが声優してるんですけど、ぴったりでびっくりしちゃった。

どんだけ多才なのさあの子は。

ikuraちゃん超好きなんですけど、YOASOBIのオールナイトニッポンXでのトークが本当にかわいい。

溢れ出るハッピーオーラににこにこしてしまう。

 

とまあそれは置いといて、

 

しのぶ君はね、好きです。まじで。

まじで。

 

竜もかかせない存在でした。

声すごい良いなって思ったら佐藤健だった。あいつもなんでもできるな。

 

るかちゃんも好き。良い子。

 

ネットってこんな酷いこと言うやついるか?

って思ってしまう時あったけど、

まぁいるか。となった。

良いとこも悪いとこもあるよね。

 

今回のお話、美女と野獣のオマージュ感すごいんですよ。

踊り場で踊り出すシーンとかあって「おいおい(笑)」ってなっちゃった。

 

個人的には竜と主人公の間に芽生えてるのは恋愛感情ではないと思っています。

ネットで感想見漁ってた時、主人公が2人に恋愛感情抱いてるのが意味わからんって書いてあるのをいくつか見かけたけど、そういうのではない気がするな。

「大好き」って言葉はあったけれど、「ありがとう」の気持ちからくる「大好き」っていうのかな。私はそんな風に感じました。

 

虐待受けてる子どもを助けに行くのが主人公1人ってのも「おいおい(笑)」ってなるし、

ジャスティンとかAIたちとか子どもたちのその後が全くわからず終わってしまったのもちょっとモヤっとなところ。

 

絵1枚でいいからみんなで笑い合ってる姿とか見られたらその間の出来事は自分で補完するから知りたかったな。

 

そんな感じでお話には???が浮かんでしまったのが正直な感想。

 

でもそれを黙らせる歌と映像の美しさ、キャラクターの良さがありました。

 

それに、あの歌唱シーンは映画館で見たからこそ味わえる感動だと思うんですよね。

お話はどうであれどーせ観るなら映画館で観た方がいいなって思う作品でした。

 

本当に面白いって思った映画って、キャストとかどうでも良くてただお話が好きなんだけど、

この映画はキャストや音楽など映画の一部のことを好きになる作品でした。

 

細田守って独特だよね。

 

 

映画見終わった後カフェの前で休んでた時、

そのカフェのバイトに向かう彼氏のことを彼女が見送っておりまして、

 

カフェの玄関に敷いてあるマットがずれてたのをその彼氏が直してお店に入ろうとしたんです。

それを見てた彼女が「良い人👍!」

って彼を褒めながら颯爽と去って行った姿がとても良いなぁと思いました。

にっこりした。

 

ほいじゃ